surface|Re:START
作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治・永谷喬夫

ユニット名を大文字の「SURFACE」→小文字の「surface」に変更してから
初めてリリースされたシングルです。曲名とリリースタイミングが見事に合致しています。

冒頭部分と各サビの最後に用いられている
決して楽じゃないが最高の世界
と言うフレーズが非常に印象的です。
この曲をリリースした当時の彼らは既にヒット曲から長く遠ざかっており
4年前に発売したアルバム「ROOT」を最後にオリコン10位以内からも遠ざかる状況になっていました。
決して楽じゃないと言うフレーズにはこの当時の心境も込められている気がしますし、
2番Aメロでもこの時点での心情を以下のように吐露しています。
相当焦ってんだ 自分の進むべき道が ここなのかなって そして君を守れるかって
本当は分かってんだ 逃げ道を探してるだけで 夢を犠牲にして そして楽を手に入れようとしたんだ

…ここまでネガティブなフレーズを読んでしまうと「最高の世界」とは一体何なんだと思ってしまいますね。

ただ、それでも彼らが今の現状を最高の世界と評している理由は
ラスサビ直前のこのフレーズが全てだと思います。
君さえいれば 恐くないんだよ 決して楽じゃないとしても
ここでの「君」と言うフレーズはただ単なる個人ではなく
彼らのファン全員を指しているような気がします。
こう解釈すると意味が全て繋がる歌詞になっているので。
彼らなりの言葉でファンへの感謝の気持ちを綴った歌、と言う事なのでしょう。

また、曲中でBPMが変わるわけではないのですが
サビ以外の部分はビートが遅めなので重い雰囲気なのが
サビのみビートが倍速になって雰囲気が明るくなるのも
この曲の中で個人的に好きな部分ですね。
この曲のサビは一貫してポジティブな歌詞で構成されているのでサウンドにも合っています。

サウンドにも歌詞にも緩急があるので展開が面白い上に
最終的に前向きに終れるので、彼らの中ではかなり好きな部類に入る曲です。

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